Under the weather

明日から寒くなるつーのにまた若干の体調悪化の兆し。つーても風邪の2キロ手前くらいだからこれ以上近づけないように水分とVitaminCを取ってたくさん寝る。

 

こちらに持ってきた服、スニーカー2足(うち一足はメッシュ素材)、スノーブーツ1足、セーター3枚、パーカー1枚、長袖Tたくさん、パンツ3本、スカート1枚をぐるぐるぐるぐるローテーションしてるだけなのでいい加減飽きた。そろそろなにかしらのアイテムを足したいところだが、まずはショートブーツが欲しい。悪天候でも履けて、スニーカーほどカジュアルにならず、スカートにもパンツにも合わせられるような、でもきちんとしすぎたりフェミニンになりすぎたりしないやつ、欲しい。サイドゴアとかがよいかなー。結局靴買わないぞと言いつつ買うんかいという。そしてこれからの時期着れるかなと思いつつキルトスカート。せっかく英国のものが流れ込んでくる土地にいるわけですし、下にスキニー履いてスカート履いたら暖かいのではという気もする。

 

こちらに来て久しぶりに古着屋見たんだけど、結構掘り出し物が多くてオッ!となる。PENDOLTONのチェックのジャケットとか、LAURENのコートとか、わたしは履けないけどメンズのChurch'sのパテントシューズとか、普通のやつに紛れて25$〜50$とかで売ってて色々物色するの楽しい。買わないし着れないけど、金ボタンのインバネスとかも売っていてわたしの中の厨二心が騒いだ。ちなみにカナダ生活用にこちらの口座に国際送金した時のレートが79.45$だったので、このお金が尽きるまでは$×0.8で円換算ができる。なんとなくお買い得感。

 

明日はRemembrance Dayで市内のそこかしこでセレモニーが行われるらしい。政府や銀行や郵便はお休みだけど学校は普通にある。夜、Torontoで活動しているChoirのコンサートを聞きに行くので楽しみ。

Diversity

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トロントは世界的でも有名なセクシャルマイノリティフレンドリーな街だからか、こういう広告が普通にある。こないだ行った教会にも虹色の旗がかかっていたり、同性愛の話題が身近な印象を受ける。6月にはPride TorontoというLBGTsとAllyによるPride paradeが行われるのでそちらも行ってみたい。

 

まだ一ヶ月しかいないし、ほぼ中心地にしかいないから主語を大きくしたくないけど、同性愛に限らず、人種、体型とか多様すぎて誰も気にしていないように見える。もちろんまだ見てないだけで色々なRacistはいるだろうけど、おそらくそれに積極的に反対する人の方が多い。トロントの中心地の話でいうと白人より有色人種、from異国の方が多いんじゃないかな。店とかで英語あまりうまく話せなくても嫌な顔されない。そういう人に慣れてる。色んな人がいるから、『自分の権利を守るために人の権利も守る』という共生する上で一番大切なルールが、暗黙の了解のように守られている。お店に行くと大体「Hi」「How you Doin'?」という挨拶から入る。前に何かで読んだんだけど、侵略の多かったヨーロッパ圏は「わたしはあなたに敵意はありませんよ」ということを示すために目を見てにこやかに挨拶する文化があるとかないとか。さらにラテンアメリカンは親愛を表現するためにお別れのときにほっぺにキス(ほんとにはしない)をする。鎖国してきた日本との文化の違い〜。

 

英語が喋れる人と話してると自分もいつもより喋れる気がする。劣等感でできなくなりそうなのにふしぎ。そしてなんか最近するする新しい単語が頭に入る感じがする。ようやく脳みその使い方思い出してきたかという感じ。今日は選択授業の2個目、Writingの授業だったんだけど、ペアの子にインタビューしてその子の略歴を書く、と言うものでなかなか面白かった。選択授業1個目のEvery day SpeakingもFashionというテーマでペアの子と話したり、授業中に簡単なリサーチをして自分の担当セクションを同じテーブルの中で発表したりして楽しかった。その中で思ったんだけど(そして当たり前のことなんだけど)、もちろん英語の出来不出来、語彙の多さというのも問われるけど、元々持っている知識量や、人の関心を引くようなプレゼンテーションできるかどうかがものすごく大きいなと思った。英語で面白い話できるやつは母国語でも面白い話できるし、その逆もしかりだなと。母国語だと面白いのに英語だと表現できない奴は勉強あるのみ。

 

そういえばPhillipino foodでわたしのすきなTahoという豆乳でつくったプリンにタピオカとカラメルシロップかけるデザートがあるんだけど、「これなんか既食感?あんだよな〜」と思って調べてみたら、台湾の豆花(Douhua)と同じものだった!よくよく考えたら名前も似ててなんか謎のガッテン!感あった。食、海を渡る。これもまた文化。

life in the fast lane

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クリスマス用のディスプレイ。この時期はキラキラしたものが増えていいよね。

 

新クラス初日。先生がめっっちゃStrictでびびる。わたしより若いかな、くらいの細い小さいChinese Canadianの女の先生なんだけどまーーー厳しめ!今までのクラスはLazyな人が多いというか、遅刻、授業中の飲食、トイレ退出割とオッケーていうクラスで、始業時刻からしばらくは雑談というか、昨日あったことなどを話すウォーミングアップがあったんだけど、いっ さい ない。遅刻対してもまじで厳しい。本人も「ビシバシいくけど合わないと思ったらクラス変えてね!」というスタイル。でもその分授業の濃度がとても濃い。あと話すスピードが前のレベルに比べて1.5倍くらいになった気がする。速い。でも理解はできる。今日いっこReadingの問題やったんだけど、読む文量も1.5倍〜2倍くらいになった。時間区切るんだけど時間内に終わらない。けど、理解はできる。前のレベルの内容理解に加えて短期間に量をこなさなければならなくなった感じ。これはほんともう繰り返しやることで身に付く部分だと思うので、今はちょっと厳しいけど頑張って着いてってみようと思う。

 

そして選択授業。レベルが上がったことにより、選択授業のレベルも上がって、10-14の人たちがいるクラスになったんだけど、まー今までと喋れる子のレベルが違う。わたしは今月Speaking強化月間としてEvery day Speakingという授業を取ったんだけど、まーみんなベラベラしゃべりよる。今日わかったことがひとつあって、普通にレベルが上がって行った子と、がんがん飛び級してる子とで、同じレベルでも大分能力に差がある。入学でほどほどいいレベルの子は8から始まるのだが、仕組み的によほどのあほでなければ殆どが2ヶ月でクラスが変わるのに対し、今日いたできる子たちは毎回飛び級しており、9月に来て今14とかの猛者達だった。簡単に言うと、仕組み上低レベルにいざるをえなかった奴が正当なところに来た、という感じで、めちゃくちゃ自在に話していた。強者…!という感じであった。楽しい。これも上と同じで、ゆっくり喋れる環境だと上達しないので、修行のつもりで速く、正確なレスポンスをできるようがんばる。

 

全体的に、1ヶ月でぽや〜んとしかけたモチベーションを、竹刀でバチコン正されたような気持ち。一番の目的英語なんだからやるしかない。

 

そういえば極度の乾燥はVaselineのやたら保湿力の高いクリーム塗ったらよくなってきた。VitaminCのラムネも1日3粒摂ってたら肌も良くなってきた気がする。あとは痩せるのみ。

Lest we forget

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『わたしたちは忘れない』という意味のこの言葉を街の至る所で目にした。先週からカナダでは、街頭や店先にポピーの造花を持った人が立っており、第一次大戦が終わった11月11日(Remembrance Day)に向けて寄付を募っている。街には寄付をすると貰える赤いポピーの造花を服に刺した人たちが沢山いて、この日が国民的な日なのだと窺える。

 

今日はその前の日曜日ということで、戦没者を悼むミサが色々な教会で行われていた。わたしは特に何の信仰も持っていないけど、平和を願う会ということで行ってみることに。現役の軍人・退役された軍人、一般人、一般人だけど胸におそらく家族の勲章を付けたご夫人など、沢山の人が教会に集っていた。今日行った教会はAnglicanのところだからなのか、それとも単にカナダの統治者がERⅡ世陛下だからなのか、始めに『God save the Queen(英国国歌)』を歌ってから色々な朗読があり、Choirの合唱を聴き、牧師の説教を聞き、また朗読して『O Canada(カナダ国歌)』を歌い終了、と言う流れだった気がする。全部で一時間ちょい。歌には古語とかもちょくちょく出てきて「これなんて?」と思いながら聞く。St. James CathedralのChoirとても良かった。本日みっちり人詰まってたのにやはり背の高い教会は反響がすばらしい。パイプオルガンの低音も鼓膜を揺するようでとてもよかった。普通にここで歌いたい。教会と音楽と祈り、とても興味深い。祝詞ではないけど、聖書朗読のときに節?つけて読むのも面白い。また他の大きな教会、今度はAnglicanではなくCatholicとかProtestantとかのミサにも行ってみたいなあ。

 

さておき。こう100年近く経つ戦争の悲劇を忘れないように毎年祈る文化があるというの、すごいなあと思った。日本にももちろん広島・長崎・沖縄といった毎年式典を行っているところあるけど、8月15日にどこの寺でも記念法要をして人が集っているかしらと考えたとき、やってるとこもあるのかもしれないけど、ほとんどしてない気がする。良い悪いではないけど、文化の違いを感じた。でも今年春日大社行ったとき毎日の朝拝で東日本大震災と熊本地震・天災の被災者へ祝詞あげてたし(しかも我々参拝者の人数も数えて今日で○○○○○回です!って言ってたし)なあ。知らないだけで日本のどこかでもやってるのかもしれない。

 

信仰について説明するのはとても難しい。前に「あなたの宗教は?」と聞かれて「日本人は生きてる間はあんまり信仰を持っていないけど、死んだら仏教の墓に入ることが多いよ」と答えたとき、でもそれは完全な回答じゃないよなあという気がした。わたしは特に何かの信仰を持っているわけではないけど、日本の民話や神話というものにとても興味があるし、ものを大切にしないといけない気持ちの底には、物には精神が宿るという畏れがある気がする。米粒には七人の神様がいるし。仏教の特定の宗派を信仰している訳ではないけど、このまま結婚しなければ多分流れで浄土真宗の墓に入る。信仰してないけど仏像やイコン、寺社仏閣教会などの宗教施設を見て回るのも好きだ。でも神社に行けば神様にお願いする。これってなんなのだろう。宗教的にNGだけど同性婚したマテウスに話を聞いてみたかった気もするけどクラスと建物変わっちゃったしなあ。信仰は個人的なことなので、なかなか正面切って聞ける話でもないけど、興味深い。

Serendipity

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夕暮れの西日が当たったとき、黄金色とはまさにこのことだなあと思う。肉眼だとさらに綺麗でああ、となる。

 

土日にやることがない。掃除とかするけど一瞬だし、NETFLIXというかそもそも動画に対して耐性がないので、長時間それらも見てられない。買い物行っても荷物増やしたくないから結局買わないことが多いし、結局散歩するしかない。原因としてはこちらに友達がほとんどいないつーことが一番だと思うんだけど、でも日本にいた時のこと考えてみても大体ひとりでどっか行ってたなあと思い、一人で楽しむ道を見つけている。

 

ということで毎日通る教会でGospel Liveがあるそうなので行ってみた。ら!とても視聴者参加型というか基本が参加ベースの会で、思ってたやつと大分違った。けどまあ楽しかった。やはり昔合唱をやっていた身としては、教会でガチのChoirを聞きたい、もしくは色々なChoirを聞き比べたい、なんならちょっと歌いたい。ので、これから日曜色んな教会聞き歩きしようかと思っている。せっかくなので海外に居るときにしかできないことやったるわい。

 

そして今週もヤング女子大生Yちゃんとお茶をしてきた。何度も言うけど食べ物好きな人と食べ物食べるの楽しい。毎日乗り換えで降りる駅のすぐ隣の気になってたカフェ、超おいしくてお店の人もフレンドリーで良かった。Tim Horton(Canadaにおけるマックのような店)空いてなくてそちらに行って正解だった。わたしはミートパイ、Yちゃんはチーズパイ食べながら、「他のものも食べたい…」「全部食べたい…」「Yummy…」って言い合ってた。こちらはコンビニとかない代わりにちょくちょく個人経営のカフェがあって、そこオリジナルのおやつとかがほんとにおいしい。お茶も大体1.5$〜2$だから日本より全然安い。結論として、食べないで痩せるんじゃなくて、食べてから痩せる。(デブの心得)

out of the blue

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今日は10月期の最終日で授業が午前中のみだったので、メインのクラスの人たちと先生と一緒にご飯食べに行ってきた。マテウスの旦那さんの写真も見せてもらって「かっこいいね!」って言ったら「知ってる知ってる」と言われ、ラテンアメリカンのナチュラルなのろけに笑った。

 

一昨日のテストの結果が今日帰ってきたんだけど、なんと飛び級に必要な83%取れてしまい来週からクラスが変わることに。てっきり来月も同じクラスだと思ってたので、うそーんとなった。最初、今の先生がものすごく良いので、そちらを蹴って残ろうかとも思ったけど、今移らなくても結局来月移ることにはなるわけだし、学校はあと5ヶ月しかいられないし、ちょっと難しいくらいで頑張ってみようと進級を決意。ちなみに次のレベルは10-11というクラスで、噂によるとそこから一気に語彙も増え、Listningも別の表現を理解して答えたりしないといけなくなったり、すでに鬼門のBritishに加えAustralia、India、その他色々な国の強烈なアクセントがバンバン出てきたりするらしく、すでに「無理だろ…」と震えている。すでにBritishの歳いった男性の話してること大体わからんぞ…。

 

今までいたクラス、とてもモチベーション高いブラジル人たちと同じ机だったのでめっちゃ喋ったし、でも実年齢結構高いので落ち着きもしていたので、とても居心地がよかった。また一から関係を築きながらさらにハードな勉強するのすこし心配だけど、まーなんとかなんだろ。

 

一ヶ月が経ったわけだけど、多少日常生活で困ることが少なくなったかなー、程度にしか成長を実感してない。語彙もそんなに増えてない。けど、Listeningは若干向上してる気がする。というより、すべての状況with英語の生活をしてると、その状況とセットで「あ、いま多分こんなこと言ってるはず」という予測から明確な文章が想像できるようになる。お会計のとき、一緒にするか分けるかとか、何の種類のカード使うかとか、この電車はこの駅でお終いだとか。なのでこれに関しては恐らく1年もいれば大分成長するんじゃなかろうか。あとはやっぱり語彙だ。とにかく語彙が足りない。何か言おうとした時に、文の構成はすぐ出てくるのに、動詞や名詞や形容詞や副詞がなさ過ぎて「何も言えねえ…」ってなる。最近は、自分の言いたい単語を別の方法で説明するなどして理解してもらうこともできるようになったけど、やはり一発でその言葉そのものを使いたい。

 

ちなみに言うとこのブログのタイトル、最初はその日習った表現とか単語、前々関係ないなんか好きな言葉を入れてたけど、最近は若干その日の内容にかすってる?idiomを使うようにしている。かすりもしない時もあるけど。本日のは『蒼天の霹靂』。

Jump on the bandwagon

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めっちゃカロリー。チョコレートこんなおいしいと思ったの初めてってくらい左上のチョコレートソースがおいしくて、見た目ほど甘さもたるくなくてとてもおいしかった。CACAO70という東カナダで有名なチョコレートデザート屋さんで、大分値段も張るけどチョコ好きなら恐らく満足するのではないかというお味だった。

 

こんな写真を上げてるのでもう説得力抜群なんだけど、こんなにお腹だらしなくなったことないというくらい太った。一ヶ月でこれか。今日、↑食べに行ったときクラスメイト達と写真を撮ったんだけど、あまりのまるまるとした顔に本気で危機感を覚えたので、これからは間食も控えるし炭水化物も控える。運動もする。どうにか野菜を多めにしたい。

 

今週で10月期のクラスが終了する。来週からは11月期の授業が始まり、テストのグレードによってクラスがまた変わったり、選択授業も希望によって変わったりするので、選択クラスの子達とさよならお茶会してきた。男の子2人と女の子4人だったんだけど、まー国籍関係なくガールズトークはキャッキャキャッキャしてて楽しい。一番若いメキシカンのジャッキーが隣のクラスのフレンチの男の子に一目惚れして、その男の子と同じクラスの子が仲を取り持とうとして「いけるって!」「いやいや無理だよ〜!」みたいな話をずっとしてた。そこから彼氏・彼女いるかいないかの話になって、「日本人の言う、彼氏いない状態がFreeってなんで?彼氏いてもFreeじゃん」というパナミアンのシャンタルちゃん(可愛い)の発言に、どう説明したものか…いやしかしシャンタルの言ってることはとても正しい、と思うのであった。日本の恋愛においては、単なる表現だよ、と言い切れない『彼氏彼女暗黙のルール』めいたものがある気がする。でも元々の一人の時間が好きかそうでもないかという国民性も結構あると思う。「一人で映画とかありえない!」みたいなこと言われるもんな。もちろんわたしも彼女も国の代表なわけではないし、人によるけど。

 

そういえば、昨日Speakingの話題がLoveについてで、面白いorひどいエピソードを話そう、というものだったんだけど、よく話すブラジル人マテウス(39歳男性)がさらっと「僕の夫が〜」みたいなことを言い出して、始めは聞き間違いかHeとSheの発音がうまくできてないかだと思ったんだけど、やっぱりHusbandって言ってて、確認したら同性婚していた。あまりに自然に言い出したので「あれ?ん?オヨヨ?」ってなったけど、周りもそうなんだ〜ともならず、サンパウロでは合法だけどカトリックでは認められてないんだっけ?くらいのノリで、とてもいいなと思った。その後どちらかというとChristianのなかの各宗派のが面白そうでそちらを詳しく聞いてしまったのだけど、ブラジルにおける同性婚についても機会があったら聞いてみたい。