Happy new year!!

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なにかっちゃあ催しが開催されるCity Hall。昨日ちょこっと9時くらいに行ってみたらすでにゆるくライブとかやってた。

 

という訳で年が明けました。あけましておめでとうございます。今年の9月末くらいまでこちらにいる予定なんですが、直接の知り合いの方もそうでない方もよろしくお願い致します。

 

昨日は、選択クラスが一緒のブラジル人のリカルド(21)が年明け早々トロントを去るので遊ぼうよとなり『LA LA LAND』という映画を見てきた。全然前情報なかったのだが、なんか色々な賞を取っていたりオスカー候補だったりするらしく、通常価格Dayだというのにほぼ満員だった。うっすらミュージカル映画だということは知っていたんだけど、開始五分で「見てよかった…!」となる掴みのよさと、衣装、音楽、撮影方法、色彩、構図、それらの示唆するもの、etc...すべてが意図をもって作られていて、ものすごくよかった。大晦日に2016年最高の映画を見た。『君の名は。』も、美しいものを見ることでしか満たされない心のなんかその辺にぐっと来る映像だったけど、『LA LA LAND』はさらにこれどう撮ってんの!という驚きと、テンポの良さからくる身体的な心地よさ、色をうまく使った演出で考えるのを止める暇がなく、これほんとすげーよくできてる映画だなと思った。もともと映像に強くないわたしですが、ここ最近ようやく映画を大きなスクリーンで見る意義というか魅力に気付き、これもほんと映画館で見るべきやつだなあ、見て良かったなあとしみじみした。明後日の半額デーでもっかい見る。

 

その後近くのアジアン料理屋でご飯をし、もう一人の同じクラスの韓国人のヨンボ(25)と合流、一緒に上の写真のシティホールに向かう。この辺で雨が降ってきたりして、外で年越しする人は大変だったろうな。わたしはというと、クリスマスと同じく深夜12時から始まるスーパーハイカロリーなニューイヤーズディナーが待っていたので、そこそこの時間で離脱。リカルドが何度も「君たちはトロントでできた最高の友達だ!次の街でも君たち以上の友達はできないよ!」(リカルドは別の学校に行くためカナダ国内で引っ越し)と言っており、ブラジル人の人なつこさを実感する。

 

その後パリピなホストファミリーがお友達を招いてガンガンに音楽かけてる家で年越し。わりとどこいっても地味な方向で馴染むキャラクターだと自認してはいるけど、最近なぜかホストファミリーの友達にまでボーイフレンド候補を紹介されたり、ホストアントに甥っ子を「彼独身なんだけどどう?」とテレビ電話で挨拶させられたり、別のフィリピーノに今度うちのパーティー来なよ!と誘われる始末。海外でもわたしの独身キャラはいじられるらしく、なぜか今度チャイニーズのジョージ(投資家/32/独身)と会うことになった。ジョージ誰やねん!みなさんご心配ありがとうございます!

 

しかし久々に色々考えられる創作物を見て実感したのが、やっぱりまだ英語だと全然自分の考えてることを議論できないもどかしさよ。若干、相手がリカルドで「こいつと話しても恐らく同じ深度で話せないな」とハナから話す気がなかったというのもあるけど、例えば効果的な照明や、補色の使い方の妙、衣装の移り変わり、何度かある中で一コマだけ違うヒロインの車の進行方向の示唆するもの、撮影方法の巧みさへの感動を話そうとしたところで、「英語に訳すのめんどくせえ…」となってしまい話せない。これができるようになったら結構わたしの目指すところの英語力になる気がするのだが、まだまだ遠いなあ〜。

 

変わって本日1日。今日も今日とてパリピなホストファミリーが25人くらい家に友達を招いて、フィリピーノパーリーが開かれた。フィリピーノみんな笑い声うるせえ笑!今日もホストアント(ファザー姉)が来てくれてお料理を出してくれたり、片付けをしてくれたりした。この家のマミーは本気で家事ができず、なんつーか手際が悪いし、そもそもそこあんま気にしてない感じの人なので、こういう時ホストアントがいつも家の中の世話をしている。わたしはそれがあまり好きではないので、助手のような感じで色々手伝う。最年長のおばさまが一人働いて他がゲラゲラ笑って何もしないのわりといやだ。そんな感じでホストアントともとても仲良し。そんな彼女に「最初はしゃべる時結構止まってたけど、今じゃすっかり普通にしゃべれるようになって、英語上達したね。」と言ってもらい、ちょっと嬉しかった。自分ではできないことしか印象に残らないから全然上達している実感ないんだけど、少しはましになっているのかね。